2023-01-01から1年間の記事一覧

Chu!人類破壊爆弾

ハロー!未来!それは手を振って迎えてあげたほうがいい。来ないでと言う人のところへ行かなきゃならないのは、未来だってつらいだろう。 「ただいま~、っつっても誰もいないけど、マイホームにただいま~」 ドアをゆっくり閉じると、自分は恐ろしき世間か…

意識意識うるせーなあ!?!!?

AIには! 意識が! あるのかないのか! 説明ッ! ……というほどビシバシ考えることはしないので、ゆっくりしていきましょう。 最後に書いてあるまとめを一番上に持ってきたから、これ読んで帰ってもいいよ。 「主張をまとめると、AIが意識の各構成要素を獲得…

【狂文】闇ヶ崎寸異中学校偶像部

登場人物紹介 縁野下 じえる(えんのした じえる) 闇ヶ崎寸異中学校(やみがさきすんいちゅうがっこう)に入学したての1年生!元気いっぱいで何事にも興味シンシン。ちょっとドジなところがあるけれど、チャームポイントだって開き直っちゃえばカンペキ! …

存在の記述方式の提案

こんにちは、とふろんと申します。 哲学的なことをしばらく考えており、最近やっとその熱が落ち着いたので書きたいと思います。 ここで書くことは、存在という概念をいかにして明確に記述するか、曖昧さや矛盾をいかにして包摂するか、という問題に対する道…

巨大樹全焼前夜

その日も、巨大樹の周囲は巡礼者と観光客の人だかりでごった返していた。 帝国歴203年(エルフ歴第四紀1405年)の春の第二週、カラリと乾いた風に巨大樹防災班の班長は顔をしかめた。 「乾いた風の時期だ。お前たち、山火事に注意しろ。」 山火事の巨大樹へ…

【怪奇譚】待機列

一昨日やっと引っ越しが終わって、今日は近辺を散歩しようと思い立ったんですよ。この街を好きになりたくて。 家を出てすぐの道路を東にずっと行くと、浅い水路が流れているんです。水もきれいだし、夏になると子供たちとかが遊ぶんじゃないかな、と想像して…

アキレスと亀における無限の問題について

このPDFに書きました!自分なりに考えたものですので、誤りが含まれている場合があります。無断転載は禁止します。(するやつおらんとは思う)drive.google.com

心中と信従

「ご主人さま、この目的地は……」 「ああ、そうだね、もう君との付き合いは十、何年だったか、十八年かな」 「はい、ご購入いただいてから18年6か月になります。」 「本当に、よくやってくれたと思うよ。でももう時期だからね。お別れだ。」 「そんな、お別れ…

Twitterの下書きをchatGPTにぶつけて消化する

chatGPTを使えば、尋常じゃない量(スクロール量にして、1m20cmほど)の下書きを消化できるのではないかと考えたので、やる。 方法としては、アイデアの種のようなものが下書きにあるので、それを少し調整してchatGPTにぶち込んで、帰ってきたものをまた少し…

タイパ概念の良し悪し

この世にあるものに善性や悪性はなく、あなたとの関係性において善悪が生じる。 概念にもそうであり、良いものと悪いものという区別は、あなたが如何にそれと関わるかによって決定される。 人間の活動について考える。ここでは、活動の種類を2種類想定する。…

【物語】空を三等分にするにあたって

原初。混沌。 前も後もなく、上も下もなく、大きいも小さいもなければ、無理も道理もなかった。 セカイは自分自身を見ることができず、未知なる自身におびえていた。 そこで、一人の少年、あるいは少女ともいえる存在を、自らの『目』としてセカイ自身の中に…